書名 : 満鉄調査報告．第5輯：日文（影印本、全25冊）
編著者 : 遼寧省档案館
出版社 : 広西師範大学
定価 : 445,000 円
出版年 : 2010/12 月
滿鐵調查報告 第５輯（全２５冊） 精装
遼寧省檔案館 編 廣西師範大學出版社
南満洲鉄道株式会社（満鉄）の傘下にあったさまざまな調査機関と数多くの調査要員の長年にわたる調査活動により、夥しい数の調査資料が残された。「立法と行政上の参考資料」として日本の植民政策に寄与したものではあるが、20世紀前半の中国における社会や経済の実態が反映される貴重な歴史資料でもある。その中の、中国の各地で直接、収集した情報に基づき作成された「満鉄調査報告」は、数量が多く、内容も重要で研究者の注目を浴びている。
本輯に収録された大量の満鉄調査資料は、主に1931年から1935年までの内蒙古・察哈爾・熱河など東北地区及び山東・山西・河北など華北地区における農業生産や農業環境に関係するものである。その中、当時の「満洲国」の都市建設方案や中国内地の住民を満洲地区へ移民させる計画などは、史料的価値が極めて高い。
本辑时限上自一九三一年,下至一九三五年。本辑主要侧重于对东北和华北地区的调查,尤其是“满洲”、内蒙古、察哈尔省、热河、伪满洲国、山东、山西、河北等地。内容上侧重于对东北和华北地区农业生产和农业环境的调查。本辑的一个特色是出现了几个关于城市建设的方案和关于当时中国其他地区向满洲移民的几个研究报告。这些调查报告不仅对于研究一九三一年至一九三五年间东北地区和华北地区的政治、经济、社会状况有重要的参考价值,而且对于理解日本侵华后中国东北和华北地区的变化提供了更丰富的资料。满铁设置大量的调查机构,对中国各区域各领域进行了广泛、深入、细致的调查,报告中大量的图表对于我们开展社会调查研究也有着重要的借鉴意义。
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