書名 : 天台山記の研究
編著者 : 薄井俊二
出版社 : 中国書店
定価 : 9,500 円
出版年 : 2011/02 月
薄井俊二 著 A5判/507頁
ISBN: 978-4-903316-24-6
最澄・円珍はじめ多くの高僧が訪れ、日本との関わりも深い、
中国浙江省の聖地・天台山の地誌―
唐の道士である徐霊府の撰「天台山記」について、唯一伝存
する国会図書館所蔵本によって全面的な校勘作業を行い、
様々な角度から論じる。
序 説 中国の山岳地誌研究―「天台山記」をめぐって
第一部 研究篇
第一章 天台山の地理と歴史
第二章 「天台山記」の概要
第三章 「天台山記」の文献学的検討
第四章 「天台山記」の流伝
第五章 天台山をめぐる古文献逸文輯考
第六章 唐代中期の天台山宗教地理
第七章 「天台山記」所収の王羲之の習書説話について
第八章 天台山の寺院と道観
第九章 終章
第二部 本文篇
[A]翻刻の部
[B]校勘・訳注の部
[C]口語訳の部
参考文献表
跋語
「天台山記」本文外人名索引
「天台山記」本文索引(人名/書名・篇名/事項)
|
|