書名 : 罗振玉学术论著集（全12集16册）
編著者 : 罗振玉著罗继祖主编王同策副主编
出版社 : 上海古籍
定価 : 40,000 円
出版年 : 2011/01 月
羅振玉(1866-1940)は清末・民国期を代表する金石学者。甲骨文研究や敦煌文献保存などに多大な功績を残した。その著作は、自著だけでも130余種、古籍への校勘を含めると500種以上に上るが、これまで出版された著作集はいずれも影印であり、利用者にとって不便であった。本書は、羅振玉の著作に全面的な整理・標点を施した、初の排印による著作集（一部手稿は影印収録）。その内容は、甲骨、金石、漢簡、石経、字書、校勘、輯佚、目録、補史等の多方面に及び、伝記、行述等数種の附録を付す。羅振玉の嫡孫・羅継祖(1913-2002)が主編となり、その死後も吉林大学古籍研究所が作業を引き継ぎながら、30年近い年月をかけて完成された。縦組繁体字。
本書の構成は以下の通り。
第一集
殷商貞蔔文字考／殷商貞蔔文字考補正／增訂殷虛書契考釋／殷墟古器物圖録附説／石鼓文考釋／呉天發神讖文補考
第二集
莫高窟石室秘録／流沙墜簡／漢熹平石經殘字集録／漢熹平石經殘字集補遺／幹祿字書箋證／增訂碑別字／碑別字拾遺／碑別字續拾
第三集
存拙齋劄疏／讀碑小箋／眼學偶得／俑廬日劄／石交録／古器物識小録／雪堂所藏古器物圖説／古器物範圖録附説／金泥石屑附説／嵩裏遺珍考釋
第四集
敦煌唐寫本周易王注殘卷校字記／敦煌唐寫本隸古定尚書孔傳殘卷校字記／敦煌古寫本毛詩校記／毛鄭詩校議／毛詩草木鳥獸蟲魚疏新校正／道德經考異／敦煌唐寫本南華真經殘卷校記／敦煌六朝寫本抱樸子殘卷校記／敦煌唐寫本劉子殘卷校記／敦煌姚秦寫本僧肇維摩詰經殘卷校記／元和姓纂校勘記／宋本廬山記校勘記／宋刊文苑英華殘本校記
第五集
金石萃編校字記／寰宇訪碑録刊謬／補寰宇訪碑録刊誤／增訂漢石存目／魏晉石存目校補／高士傳輯本／王子安集佚文／臨川集拾遺／隰西草堂集拾遺／蒿庵集捃佚／鶴澗先生遺詩輯存／葦間老人題畫集／再續寰宇訪碑録／墓誌徴存目録／經義考目録／宋元釋藏刊本考
第六集
漢兩京以來鏡銘集録／鏡話／璽印姓氏徴／璽印姓氏徴補正／四朝鈔幣圖録／楚州金石録／楚州城磚録／唐代海東藩閥志存／遼帝后哀冊文録／西陲石刻録／西陲石刻録後録／校訂和林金石録／高昌磚録／海外吉金録／海外貞瑉録
第七集
雪堂藏古器物目録／雪堂所藏金石文字簿録／大雲書庫藏書題識／貞松堂秘藏舊鈔善本書目／宸翰樓所藏書畫録／松翁剩稿
第八集
補宋書宗室世系表／補唐書張義潮傳／高昌麴氏年表／瓜沙曹氏年表／魏書宗室傳注／魏宗室世系表／魏書宗室傳注校補／五史校議／新唐書宰相世系表補正／三國志證聞校勘記／唐折衝府考補／唐折衝府考拾遺／萬年少先生年譜／徐俟齋先生年譜
第九集
面城精舍雜文甲編／面城精舍雜文乙編／雲窗漫稿／雪堂校刊羣書敘録／雪堂金石文字跋尾／雪堂書畫跋尾
第十集
松窗近稿／丙寅稿／丁戊稿／遼居稿／遼居乙稿／松翁未焚稿／車塵稿／後丁戊稿／陸庵餘事／遼海吟／貞松老人外集
第十一集
上虞羅氏枝分譜／集蓼編／扶桑兩月記／扶桑再遊記／五十日夢痕録／本朝學術源流概略／金州講習會論語講義／俗説／農事私議
第十二集
雪堂剩墨
附録〔羅雪堂先生傳略／弔上虞羅先生／先府君行述／永豊郷人行年録〕
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