書名 : 台湾文献史料叢刊(全190冊)
編著者 :
出版社 : 人民日報
定価 : 1,800,000 円
出版年 : 2009/01 月
近年、大陸と台湾の関係が著しく改善されていることなどによって、内外の学術界の台湾史料への関心は、ますます高まっている。《台湾文献資料叢刊》は、元台湾人文研究所所長周憲文(1907-1989)、台湾考試院院長楊亮功(1897-1992)、編集出版者呉幅員ほか多くの学者から構成される豪華な編集陣営が、1957年から1972年までに編纂された309種の著述を収録する集大成的な台湾文献資料集である。しかし、595冊の文献資料が15年間にわたって逐次に刊行されたこともあって、現在の台湾では、完全な《台湾文献資料叢刊》を収蔵しているところがあまりなく、大陸の研究者の目にこの資料集を触れることは、殆どなかった。この度、人民日報出版社が版元の台湾大通書局から版権を購入し、109冊の《台湾文献資料叢刊》「人民日報版」(影印本)を刊行したことは、内外の台湾問題研究者にとって、何よりの朗報であろう。
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