書名 : 徽州文書第3輯(全10冊)
編著者 : 劉伯山編著
出版社 : 広西師範大学
定価 : 270,000 円
出版年 : 2009/05 月
徽州文書は、歴代の徽州の人々が生産、商業及び日常の暮しに使っていた契約書・領収書・記録などの書類であり、その発見は、20世紀において甲骨文・漢晋簡帛・敦煌文書・明清档案に続く中国歴史文化上の第五大発見と見なされている。《徽州文書》第1輯・第2輯に続いて刊行される本輯は、安徽大学徽学研究中心の「伯山書屋」に収蔵されている、徽商文書3戸・祁門文書3戸・黟県文書1戸・績渓文書2戸・浙江淳安文書1戸・浙江遂安文書1戸を含む83戸の徽州文書5,060通を収録する。これらの文書の内容は、社会生産・土地関係・財産分配・紛糾調停・民間賦税・言語習俗・宗教信仰などの広範囲にわたるため、封建社会後期における中国農村の実態の研究にとって第一級の資料と言える。
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