書名 : 情報ネットワークで結ぶシルクロード
編著者 : 大杉卓三著
出版社 : 中国書店
定価 : 1,700 円
出版年 : 2009/03 月
A5判ソフトカバー/170p / 21cm
カザフスタン、ウズベキスタン、キルギス、タジキスタン、トルクメニスタン、これら中央アジア５ヶ国は１９９１年のソビエト連邦の崩壊により誕生した新しいアジアの国々である。
中央アジアには、いわゆるシルクロードの歴史遺産だけではなく、豊富に埋蔵される天然資源に熱い視線が注がれており、またロシアや中国などの大国に囲まれ地政学的な重要性が最認識されている。
本書では中央アジアに加え中国の新疆ウイグル自治区を舞台に、ＩＣＴ（情報通信技術）分野を中心とした国際開発協力の視点から中央アジアの現代の姿を描き出す。
第１章 中央アジアに向けられた視線
第２章 カザフスタン
第３章 ウズベキスタン
第４章 キルギス
第５章 タジキスタン
第６章 トルクメニスタン
第７章 中央アジアとしての中国新疆ウイグル自治区
著者紹介
大杉卓三［オオスギタクゾウ］
九州大学大学院比較社会文化研究院助教。九州大学アジア総合政策センター協力教員。九州大学大学院比較社会文化研究科博士課程単位取得退学後、九州大学ベンチャービジネスラボラトリー研究員、財団法人ハイパーネットワーク社会研究所研究員、九州大学大学院比較社会文化研究院助手を経て、２００７年４月より現職。専門は地域情報化論、情報社会論、ＩＣＴによる地域開発（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
情報ネットワークで結ぶシルクロード
大杉卓三著
カザフスタン、ウズベクスタン、キルギス、タジキスタン- 一九九一年ソ連が崩壊して誕生した中央アジアの五カ国が今、その存在感を大きくしつつある。この地に眠る天然資源が熱い視線を集めているのだ。
本書は、長い社会主義の時代から転換して、民主化と市場経済化に取組む五カ国の現在を、ICT（情報通信技術）分野を中心に、国際開発協力の視点から描き出す。携帯電話やインターネットの急速な普及の一方で広がる地域間の情報格差や、日本への高い関心と距離感・など 。・ 混乱を乗り越えて国際社会の表舞台に再び踊り上がろうとする「シルクロード」の地の動きが、ミニコラムを添えて報告される。
著者は九州大学大学院比較社会文化研究院助教。
西日本新聞 ２００９年４月２６日（日）西日本新聞読書欄 ・・
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