書名 : 『同文備攷』音系
編著者 : 丁鋒著
出版社 : 中国書店
定価 : 7,600 円
出版年 : 2001/11 月
(明代呉語字書)『同文備攷』音系(中国語)
B5判上製330p
第一章 周辺研究:『同文備攷』的問世及其評価
第二章 音註研究:『同文備攷』的音註體例及評価
第三章 音類研究(一):『同文備攷』的音系與『広韻』音系(韻類)
第四章 音類研究(二):『同文備攷』的音系與『広韻』音系(聲類)
第五章 音類研究(三):『同文備攷』的音系與『広韻』音系(調類)
第六章 音値研究:『同文備攷』聲類調系統
第七章 結論
『同文備攷』音系同音字表
参攷書目
『同文備攷』は呉方言の音韻を忠実に記述した16世紀の辞書。
この音系を総合的に解明した本書は呉方言の音韻研究史における画期的な一大労作。
呉語地区が、当時、政治・文化の中心であった揚子江下流域(上海・江蘇・浙江・安徽・江西など)であることを考えると、語学研究者のみならず、文学(特に明清通俗小説・戯曲・詩歌)・歴史・風俗など諸分野の研究者に必備の重要参考書と言える。
巻末に音声から引ける「同音字表」(13500字収録)を附し、検索の便をはかった。
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