書名 : 帝賜の構造
編著者 : 清木場東
出版社 : 中国書店
定価 : 12,000 円
出版年 : 1997/01 月
B5判ハードカバー765ページ
法と皇帝により作動する巨大財政システムの実態と本質をとらえて、大輪の華の運命を読みとる。皇帝制国家の財政とは何かという問題に真正面から取り組んだ近年に見ないスケールの大きな野心作。
「唐代の財務業務を、わかりやすく説き明かす論文集。
朝廷という法と皇帝により作動する巨大財政システムの実態と本質を具体的に
探り、財務支出の特長を明らかにする。」
第一編 財務体制
第一章 財務施設
第一節 含嘉倉の構造 第二節 倉甎 第三節 太倉の構造
第二章 支出体制
第一節 穀物の支出体制 第二節 銭物の支出体制
第二編 法定の支出
第一章 穀物の支出
第一節 隋の禄 第二節 唐前半の禄 第三節 正官以外の禄
第四節 唐後半の禄 第五節 常食料 第六節 諸料
第二章 銭物の支出
第一節 唐代の俸料 第二節 俸料の財源
第三編 帝命の支出
第一章 帝賜
第一節 賜の語義用法 第二節 帝賜の諸契機 第三節 賜の構造
第二章 慶賜・賜衣・賞賜・*贈
第一節 太宗朝の慶賜 第二節 玄宗朝の慶賜額 第三節 衣賜・賞賜・*贈
第三章 恤下・恵民
第一節 恤下 第二節 恵民の契機 第三節 恵民方式
第四節 恵民の財物・数量
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