書名 : こころとからだ
編著者 : 石田秀実著
出版社 : 中国書店
定価 : 8,000 円
出版年 : 1995/01 月
A5判ハードカバー486p
膨大な古医書・経書・道教文献・欧米の史料を駆使し、古代中国の心身観を
あざやかに解説。「気/流れる身体」「中国古代医学思想史」「死のレッスン」の著者、
待望の論文集。
第一章 思想のフレームワーク
1 中国古代の自然観-伝統医学の視点から 2 「知ること」と「信じること」
3 合理主義のかたち
第二章 こころとからだ
1 拡充する精神-中国古代における精神と身体の問題 2『論衡』における「性」
3 三戸と七魂の論理的意味
第三章 生と死のプロセス
1 生のプロセス 2 老化についての認識 3 死までのプロセス
第四章 養生と超脱
1 房中養生と初期の僊説 2 『 論衡』の医術と養生説
3 『小品』の医学思想 4 踵息考
第五章 狂の身体論
1 古代の精神疾病観 2 隋唐期の精神疾病観
第六章 音・ことば・身体
1 音・秩序・感情-『管子』四篇と正名篇を通して 2 ことばと身体
附篇
伝統医学をどう評価するか 「もうひとつの近代」をどうようむか
オステイナートの上の神話群 まだもうすこし不幸なままの結婚
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