書名 : 為権力祈祷:仏教与晩明中国士紳社会的形成(海外中国研究叢書)
編著者 : (加)卜正民著、張華訳
出版社 : 江蘇人民
定価 : 4,400 円
出版年 : 2021/05 月
ISBN: 9787214039927
晩明の仏教の慈善活動及び世俗権力に与えた影響を研究する学術著作である。導言と第一篇は、晩明社会の構成形態、仏教と明代理学との関係、明代の仏教及び居士の特徴など、第二篇は、宗親関係、社会性、宗教性、文化性などの角度から慈善募金の動機やそのシステム、第三篇は、地理位置と経済状況のまったく違う3つの県の慈善募金の状況とそれぞれを論述し、結論部分では、晩明の世俗権力と仏教との関係は、宋代や清代と異なると主張する。
在16和17世纪的中国,佛教信徒和儒学士人广泛地活跃于地方寺院及其捐助活动中。随着士绅数量的增长超过了帝国官僚机构需求的增长,许多人被阻挡在传统的儒家仁宦之途之外;但是显而易见的慈善事业可以在国家掌控的领域之外昭示精英的公共地位。由于积极卷入佛寺住持的资金筹集工程,士绅的赞助行为深刻地影响了佛教的公共机构。
本书首先讨论了佛教与明代理学的关系,佛教胜地旅游业的增长,以及慈善捐助的机制和动机,继之又分别考察了地理位置和经济状况迥异的三个县。作者依据中的充分史料,透辟地分析了当时佛教捐助的类型和社会后果。
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