書名 : 徽州文書・第1輯(全10冊)
編著者 : 劉伯山主編安徽大学徽学研究中心編
出版社 : 広西師範大学
定価 : 236,000 円
出版年 : 2005/01 月
徽州文書は、歴代の徽州の人々が生産・商業及び日常の暮しに使っていた契約書・領収書・記録などの書類であり、その発見は、20世紀において甲骨文・漢晋簡帛・敦煌文書・明清档案に続く中国歴史文化上の第五大発見と見なされる。本書は、10巻に分け、安徽大学徽学研究中心の「伯山書屋」と黄山市祁門県博物館に収蔵されている徽州文書5,000余通を収録するが、いずれも1990年代に新しく発見されたものである。戸別に編纂され、第1巻から第5巻までは、「伯山書屋」所蔵の黟県文書10戸を、第6巻から第10巻までは、祁門博物館所蔵の祁門5戸を、それぞれ収録する。徽州の歴史・文化・社会発展及び生産・労働・商業・人間関係・風土・宗教信仰を窺うことのできる一次資料であり、歴史学・社会学・文化学・文献学において学術価値が極めて高い。
収録内容:
売買文書/招承租約/和約/合同書/閹書/継書/招書/遺嘱/訴訟案巻/票拠(税票、上下忙、田賦単、易知由単など)/官文/告示/会書/新函/家乗宗譜/誉契簿/収借条/日記/帳単帳冊/収租簿/黄冊帰戸冊/実徴底冊/帰戸清冊/魚鱗図冊/山図/譜系図/推単門牌(保甲牌、門号牌など)/貨単/礼単(送礼単、収礼単など)/広告単(商品広告、店号広告など)/礼書(鴛鴦礼書、拝礼書など)/工尺譜/戯本/詩聯集/郷音字類/風水図冊/命書(卦書、八字帖など)/神符
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