『『清郷日報』記事目録』
三好章 編著 2005.3 B5精/291頁 4,830円(税込)
汪兆銘政権が日本軍の軍事力を背景に取り組んだ長江下流域農村地
帯の治安確保活動が「清郷工作」で、その実施機関(清郷委員会)が
活動全般に関する広報活動の一貫として刊行したのが『清郷日報』
である。本書はそのすべての記事目録で、実態解明がまだ十分にな
されていない汪政権研究にとっては不可欠の一書。